2005年12月07日

インプラント治療に必要な診断

インプラントを長期的に維持・安定する為には、最終補綴物の設計を考慮した診断が必要とされます。インプラントの埋入位置方向深さは重要になってきます。
その為、下記のステップを確実に行うことが重要です。

          スタディーモデルの診断
              ↓
          診断用ワクシング
              ↓
          サージカルステントの製作
              ↓
          サージカルステント装着の
          パノラマX線写真による画像診断
              ↓
          サージカルステントを使用した
          インプラント埋込手術


・パノラマX線写真
  3軸変換方式と連続軌道方式の2種類が主に使用されています。
  所見
   上顎・・・歯槽頂,鼻腔底,上顎洞底
   下顎・・・歯槽頂,オトガイ孔,下顎下緑

・スタディーモデル
  フェイスボウトランスファーを行い、スタディーモデルを咬合器にマウントします。
  所見
   歯列,顎堤の状態,咬合状態,顎間距離

・診断用ワクシング
  診断用ワクシングを行い、上層部を設計します。

・サージカルステントの製作
  診断用ワクシングを基にサージカルステントを製作する。

・サージカルステント装着のパノラマX線写真による画像診断
  埋入位置,方向修正・確認,深さの計測

・サージカルステントを使用したインプラント埋込手術
  サージカルステントを用いて、一次手術を行うことにより、
  適切な位置,方向,深さにインプラントを埋入し、
  理想的な上層部を製作ができます。

posted by YUKI at 23:20| Comment(13) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月23日

インプラント治療を行う前に

歯の損失原因は、歯周疾患によるものが多いようです。
インプラント治療を行う為には、口腔内の環境改善が必要です。

口腔内の細菌がインプラントの手術中に感染の原因になることがあるからです。
また、インプラント歯周疾患になる可能性があり、
残存歯のスケーリングルートプレーニングを歯科医院で行い、
本人も十分なプラークコントロールを行うことが必要です。

スケーリング・・・主に歯肉縁上や浅い歯周ポケットの歯石やプラークなど汚染物質の除去。
 ルートプレーニング・・・スケーリングで除去できない深い部分(歯根)の歯石やプラークなど汚染物質の除去を行い滑らかにする。場合によっては、麻酔を行うこともあります。
posted by YUKI at 20:41| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月12日

インプラントの歴史

ブローネマルクシステム インプラントの歴史

1952年 ペル・イングヴァール・ブローネマルク博士チタンが結合することを、
    偶然発見しました。
    
      微少循環(血液の流れ)に関する研究の際、治療の経過を観察するため、
     動物の体内にチタン片を埋め込んでいましたが、研究が終了し取り出そうとした時、
     どうしても骨から取り出せませんでした。


    ブローネマルク博士は、歯科治療への応用を探り、チタン組織と特殊な方法で
    結合する過程が明らかにされました。
    オッセオインテグレーション(骨結合)と命名し、人工歯根として利用する方法を
    研究しました。

1965年 人体への悪影響が無いと証明された後、インプラントの治療を開始
    
1983年 初めて日本に導入されました。

posted by YUKI at 20:07| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月19日

インプラントとは

インプラントとは・・・骨の中に金属を埋め込むことなのですが、歯科では、
(implant=植え付ける)  人工の歯の根(人工歯根)の事を言います。


インプラントの種類はいろいろありますが、代表的なものとして、
主にブローネマルクシステムについての勉強していきたいと思います。


インプラントの構造・・・フィクスチャー,アバットメント,上部構造から構成されています。

     フィクスチャー・・・歯の根の部分で、ネジのような形をしたもの。
         材質・・・現在、チタンが主流になっています。
              チタンは、骨と結合するという性質を持っています。


     アバットメント・・・フィクスチャーと上部構造をつなぎ、直接上部構造を支える部分。

     上部構造・・・人工の歯


インプラント治療方法
   1.顎の骨にフィクスチャーを埋め込みます。(手術
   2.骨と結合するのを待ちます。
    (下顎 約3ヶ月   上顎 約6ヶ月)
   3.フィクスチャーにアバットメントを装着します。(手術)
   4.人工の歯をアバットメントに固定します。

posted by YUKI at 20:58| Comment(0) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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